せっかくいい写真なのにブレちゃって台無し・・・
なんてことが皆さん経験あると思います。
今回の記事はそんなぶれを解消する撮影方法をご紹介します。
一眼レフカメラでぶれない写真を撮るには?
結論から言うと・・・
シャッタースピードの数字を高くするということ
シャッタースピードを適した速度に上げるだけでぶれは解消されます。
三脚を使っても改善されますが三脚も時と場合に寄ります。
なので私、手振れがひどいんです!
子供やペットが動き回ってどうしても写真がぶれちゃう!
という方は是非この後の解説をご覧ください。
そもそもシャッタースピードって何か?
前回、紹介しましたが絞りはマブタの開き具合と説明しました。
ミラーレスや一眼カメラを買った友達からこのような質問があります。上の写真みたいな感じのぼかした感じはどうやったら出せるの? 答えF値(絞り)を限りなく小さい数字にすればボケます!これにつきます。 ただし注意点があります。カメラ[…]
シャッタースピードは人間の目で例えるとまばたきの早さです。
写真はこの瞬き(まばたき)の瞬間を映像に残してます。
写真のブレの正体とは?
例:
自分の前に右から左へ歩いてる人がいます。
A・瞬きするまで3秒間の映像
B・瞬きするまで1秒間の映像
AとBを比べると、どちらが移動距離が長いでしょうか?
正解:Aです。簡単ですよね。
この瞬きをするまでの移動距離が写真でのブレとなります。
カメラのシャッタースピードの説明とメリット・デメリット
カメラの液晶を見ると1/30とか1/120とか1/〇〇と表示があると思います。
これがシャッタースピードの数値です。
このスラッシュの右側の数字が
大きくなればなるほど瞬きの速度が速くなるということです。
逆に小さくなれば瞬きの速度が遅くなります。
じゃあ、「とりあえずできるだけ数値を大きくすればいいんじゃん!」と思うでしょう。
ちょっと待って!
シャッタースピードにもメリットとデメリットがあるので以下をよく読んでください。
【シャッタースピードの数値が高い場合】
◆メリット
写真がぶれなくなる
◆デメリット
写真が暗くなる
【シャッタースピードの数値が低い場合】
◆メリット
写真が明るくなる
◆デメリット
写真がぶれる
シャッタースピードを固定して撮影する方法
今までカメラのスポーツモードやオートモードを使っていた方などもいると思います。
そんな方にもわかるように実際にシャッタースピードを自分で設定できるモードを紹介します。
カメラの左側のジョグでTvモード(Mでもできます)にしてください。
このモードは自分が指定したシャッタースピードを維持したまま撮影ができます。
その他の明るさはカメラが自動で設定してくれます。
そのあと右側のダイヤルを回す(メーカーにより異なる)と1/○○の数値が変わると思います。(変わらない場合はお持ちのカメラの取説にてご確認ください。)
数値を高くした場合(1/500くらい)と低くした場合(1/30くらい)で
試しに少し動きながらシャッターを切ってみてください。
ぶれの感じに違いができることがはっきり理解できると思います。
まとめ
ブレない写真を撮るならシャッタースピードは高い数値にする。
カメラのスポーツモードやTvモードがあるのはその為です。
撮る被写体に合わせたシャッタースピードを設定して、ぶれのないイイ写真が撮れるようになってもらえる事を願っています。
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