カメラマンとして初めて請求書を作成する方法を紹介!消費税や交通費は?

「今回の撮影代は請求書でもらえますか?」

「月末までに請求書をメールでお願いします。」

カメラマンとして初めて撮影依頼を請けた場合、支払いについて上記のように言われると「え?請求書ってどうやって作るの?」と焦ってしまいますよね。

私自身も初めて請求書をくださいと言われたときは慌てました。

実は作成方法を知っておけば、請求書は無料のクラウドサービスを使って簡単に作成する事ができます。

この記事では、カメラマンとしてお仕事をしていくのに欠かせない「請求書の作り方」や「消費税・交通費の扱い」を紹介しながら、確定申告時にも便利なオススメの請求書作成サービスも併せてご紹介しています。

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カメラマンの請求書の作成方法と必要項目

カメラマンの請求書の作成方法と必要項目

カメラマンとして副業やフリーランスでお仕事をする際は、請求書の作成は必要不可欠になってきます。

ランサーズやクラウドワークスなど、流行りのクラウドソーシングだとサイトが仲介してくれるのでご自身で請求書の作成をする必要がありません。

しかし、個人で知り合いの飲食店や会社からの仕事を請ける場合は、8割以上請求書の作成が求められます。

請求書を作成するには、誰当てに請求をするのか、締め日と支払日はいつなのか、撮影依頼費用や交通費の確認を事前にしておくことで速やかに作成する事が可能です。

請求書の基本テンプレートをチェック

請求書には何を欠けばいいのかわからない方がほとんどですよね。

ここでは、実際に私が使っている請求書を見ながらご説明をしていきます。

下記の画像は、カメラマンとして自分が請求書を発行しているメインのテンプレートで、撮影内容毎に項目を記載しています。

Misocaで作成している請求書

単発案件の場合は都度発行していますが、1か月で複数の撮影依頼を頂いている場合は1か月分でまとめて記載する事もあります。

基本的に必要な項目は下記の8つです。

①請求日の日付
②請求書の宛名
➂支払期限
④撮影日
⑤品名(依頼内容・レタッチ代・宿泊費・交通費・スタジオ使用料・ヘアメイク代・機材の送料)
⑥数量
⑦金額
⑧振込口座情報
⑨請求者情報
支払期限については、ご依頼いただいたクライアント様に締め日と振込日を確認した上で余裕をもって設定しておくことが大切です。
未払いでトラブルになった際に重要になるので記載しましょう。
クライアント様によっては、請求書に源泉徴収税を入れてほしいと言われる場合があります。
また「消費税はどうすればいいの?」と悩んでしまう方もいるので詳しい内容は、この後ご説明します。

カメラマンの請求書に消費税は必須

カメラマンの請求書に消費税は必須

請求書を作成する際、「撮影って商品じゃないし・・・」と消費税も含めた金額を記載していいのか迷っている方も少なくありません。

実は撮影も立派なサービスなので、消費税を含めた金額で請求書を作成する必要があります

消費税を頂かないと確定申告時に自分が消費税分、損してしまう事にもなるので注意しましょう。

消費税が発生するのは商品の購入だけではない

消費税は、お店で物を購入す時だけではなく、サービスを利用する際に必ず必要な税金です。

消費税について店頭でショッピングをした際だけに必要なものと考えている方もいますが、エステやサブスクなどのサービスを利用した際にも消費税はかかっています。

カメラマンとしてお仕事をした際に消費税を支払うのは、撮影サービスを購入したクライアント側が支払う必要があります。

2022年現在では消費税は10%なので、そのまま10%で請求しましょう。カメラマンの場合、店内飲食に適用される軽減税率8%は関係ありません。

支払われた消費税に関しては売上益によって違いますが、基本的に国に納税する形になっています。

売上高が1,000万円を越えなければ消費税の納税は不要

消費税を納税する必要がある人は、1年の総売り上げ高が1,000万円を超えた場合です。

つまり1,000万円未満の場合は、消費税を納税が免除されるわけです。

月に換算すると、84万円以上稼いでいるカメラマンの方は課税事業者扱いになるので、消費税を納税しないといけなくなります。

詳しい内容は下記の国税庁のページをチェックして見てください。

納税義務の免除|国税庁

カメラマンの請求書に源泉徴収は必要?

カメラマンの請求書に源泉徴収は必要?

様々なクライアント様の依頼を請けていると「源泉徴収についても請求書に記載お願いします。」と指示があるクライアント様が稀にいます。

そもそも「源泉徴収って何?」「支払われる金額が減るけど大丈夫?」と不安になる方も少なくありません。

源泉徴収はどんなものなのかわからない方は、下記で源泉徴収の仕組みについてチェックしていきましょう。

源泉徴収が必要かは依頼先によって異なる

源泉徴収が必要かは請求書を受け取るクライアント様によって異なります。

指示がなければ必要ないですし、指示があった場合は記載が必要です。

国税庁の記載ではカメラマンの場合、撮影した写真が印刷物に使用するか否かが対象の判断材料と記載されています。

もし印刷物ではなく、WEB上に掲載するモノであれば源泉徴収の対象とならないとされていますが、心配な方は下記をチェックして見てください。

源泉徴収が必要な報酬・料金等とは|国税庁

源泉徴収を請求書に含めない場合は、確定申告の際に所得税として自分で納めます。

源泉徴収は所得税を自分で支払わずに済む仕組み

源泉徴収は所得税を自分で支払わずに済む仕組み

源泉徴収を簡単にご説明すると、クライアント様が振込額から所得税を差し引き、自分の代わりに支払ってくれる仕組みです。

会社で働いていれば給料明細で差し引かれているのを知っている方もいらっしゃいますが、その仕組みを外部の取引先に置き換えたものと考えるとわかりやすいですね。

もし源泉徴収が必要な場合は、クライアント様が計算するわけではないので請求書に自分で記載する必要があります。

源泉徴収に関しては、1か月の収入に対してのパーセンテージが決まっていますので下記で確認しましょう。

1か月の撮影代金が100万円未満の場合 請求額×10.21%
1か月の撮影代金が100万円以上の場合 (請求額-100万)×20.42%+102,100円
詳しく知りたい方はこちら→原稿料や講演料等を支払ったとき|国税庁

払いすぎた源泉徴収は返金されることもある

源泉徴収を求められた場合は、記載しないといけないので毎回差し引いた金額が支払われます。

1年トータルの所得を計算した時に、先に振り込んでいた源泉徴収が過払いになっていた場合、確定申告を行う事で返金されますので安心してください。

源泉徴収のトータル金額については、翌年の1月に源泉徴収業が届きますのでその票を基に確定申告を行いましょう。

カメラマンにオススメの無料請求書作成サービスを紹介

ある程度、請求書の作成について知れたけど、自分で請求書のひな型をEXCELやWordを使って作成するのは面倒くさいですよね。

そんな方には、自分も使っている無料で請求書の作成ができるクラウドサービスがおすすめです。

テンプレートが用意されていて、自分の基本情報やクライアント情報を登録しておくことで、毎回1から入力せずに簡単に作成する事ができます。

もちろん、消費税の計算や源泉徴収の入力も自動で行ってくれますので非常に便利です。

過去に提出した請求書の管理もできるので、下記で無料のサービスをチェックして見てください。

弥生と連携可能な無料サービス「Misoca」

弥生と連携可能な無料サービス「Misoca」

自分も愛用しているサービスがこのMisocaです。【Misoca公式HP https://www.misoca.jp/index.html

Misocaは確定申告や青色申告などの会計ソフトで有名な弥生会計と連動できるサービスといった特徴をもつ、クラウド管理できる請求書作成サービスになります。

Misocaは弥生関連のソフトと連動可能

無料で1か月5通まで作成できるので、クライアント先が多くない駆け出しのフリーランスや副業で行っている人にはとても便利です。

複製機能もあるので、前月分の請求書の品目を少し変更して提出ができるので毎月同じ項目を入力する手間がいりません。

Misocaの課税設定画面

さらに今回ご紹介した、消費税や源泉徴収についてもボタンのチェックで反映ができるので自分で計算する必要がないといったメリットもあります。

請求書は印刷だけでなくPDFでの出力が可能なので、メールでやりとりしているクライアントにもスムーズに渡すことが可能です。

Misocaの請求書一覧画面

請求書は、上記の画像のように「未請求・請求済み」「未入金・入金済み」といったステータスを切り替えて管理する事ができるので月末の請求忘れや未納分のチェックを簡単に目視で把握できるので非常に便利です。

Misocaは、前述した通り様々な弥生の会計ソフトと連動できるので「白色申告」「青色申告」などにデータを連動させることができるので初めて確定申告をする方でも管理がしやすいといった特徴があります。

Misoca公式サイトを見てみる

請求書郵送代行サービスがある「freee」

請求書郵送代行サービスがある「freee」

freeeは30日無料で請求書が作成できるクラウド型の無料サービスです。「freee公式サイト→https://www.freee.co.jp/houjin/invoice/

消費税や源泉徴収の自動計算、請求書のステータスなどMisocaと基本的な部分は同じようなことができ、確定申告書の作成や開業届けの作成などもテンプレートが用意されているのでこれから届け出を作成する方には最適です。

freeeの郵送代行サービス

また、請求書の郵送を1通150円で代行してくれるサービスもありますのでクライアント先で郵送が多い方には便利ですね。

Misocaとの大きな違いは、無料期間が30日と設定されている点が異なります。

Freeeの有料プラン

30日を過ぎると1か月1,180円または年間11,760円(月々980円)からといった有料プランの契約が必要です。

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請求書は便利なサービスを使えば作成が超カンタン

カメラマンとしてお仕事をしていくと、撮影の仕事をはじめ現像作業やクライアントとの日程調整など以外に、請求書など書類作成が必ず必要になってきます。

クライアントが増えてくると量も多くなり、作成だけではなく管理するのが意外と面倒に感じてしまいます。

今回ご紹介したクラウド型の請求書作成サービスを使えば、外出先でスマホでも簡単に作成する事が可能です。

また確定申告の際にも作成した請求書はネット上に保存されているので探す手間も省くことができます。

この記事を書いている自分も会社を独立して、フリーランスのカメラマンとして働いていますが経験上、副業やフリーランスであれば固定のお客様からの依頼を請ける事が多いので月に多くて1~5件ほどで済むことがほとんどで、初めて請求書を作成するのに悩んでいる方は「Misoca」を使ってみるのがおすすめです。

試しに使ってみて、クライアント先が多くなったら有料のプランを使うか検討してみるのがベストと言えます。