一眼レフを買ったけど、何から始めていいかわからない。
どうやって練習すればうまくなるの?
カメラの設定はどうすればいいの?
この記事では、そんな一眼レフやミラーレス一眼初心者の疑問にカメラ経験・知識ゼロから2年でカメラマンなった経験を基に無駄なことをそぎ落としてお答えします。
最初は手こずると思いますが、この方法で適切なカメラモードで練習すればカメラスキルが一気に身に付きます。
一眼レフの基本設定
まず、肝心の設定ですがカメラの上にあるジョグにPやらS、AとかMとか書いてますよね?
オートモードでは絞り・シャッタースピード・ISO感度(この3つ大事)の3つの項目を全て自動で設定してくれます。
上達したい方ならもうPモードは一生使いません。
どのモードで練習するかはカメラで撮る被写体で決めます。
各撮影モードの紹介
・P(プログラムという名のオートモード)=初心者の方が普段使うすべてカメラが設定してくれるモードです。
・S・Tv(シャッタースピード優先)=動くものを撮るときによく使うシャッタースピードだけ自分で決めるモードです。
・A・Av(絞り優先)=ボケや雰囲気優先するため絞りを自分で決めるモードです。
・B (バルブ撮影モード)=三脚などを使ってシャッターを数秒間開いたままにするモードで一部メーカーのみついてます。
・M(マニュアルモード)=すべてを自分で決めるモードです。
シャッタースピード優先モード(Nicon,Sony=S /Canon=Tv)
手動で合わせるもの:シャッタースピード
自動で合うもの:ISO感度・絞り
上記でも紹介しましたがシャッタースピードは動くものを撮る際、非常に重要です。
以前のブレについての記事でも紹介してます。
子供や動物の動く速さにしっかり合わせないとブレッブレの写真しか撮れません。
このモードは走ったりスピードが速い物を撮るときは200以上の数字に合わせ、ピタッと止まって綺麗な写真が撮れますのでプロでも使用します。
絞り優先モード(Nikon,Sony=A /Canon=Av)
手動で合わせるもの:絞り
自動で合うもの:ISO感度・ シャッタースピード
この絞り優先モードは写真のボケ感を指定して撮りたい(あまり動きが激しくない被写体が前提)場合に使います。
例えば野外で日差しの具合がコロコロ変わる際などの時に役立ちます
マニュアルモード(全メーカー共通=M)
手動で合わせるもの:絞り・ ISO感度・ シャッタースピード
自動で合うもの:なし
屋内で明るさが変わらない場合で動かない被写体やストロボ撮影の際に使用します。
全ての項目を自分で設定でき、同じ雰囲気の写真をいくつも撮る際に必須となります。
例えば料理や商品だけ変えて同じく撮る撮影やポージングだけ変えて人を撮る場合などです。
状況に合わせてモードを変えて撮影することが大事
これはプロでも同じです。
撮影するものがスポーツ選手であれば、動くスピードが激しく変わるのでシャッタースピード優先
野外撮影で天気がいいけど雲がある場所なら絞り優先など変えます。
自宅で止まっているものを練習するのであれば絞り優先モードで撮影してみてください。
絞りの数値が小さければボケ、数値が大きいと全体にピントが合います。
自宅でシャッタースピード優先モードの練習をしたいときは子供や扇風機などでシャッタースピードの数値を変えて撮ってみてください。
数値が小さければブレ、大きいほど止まって映ります。
夜景や星空、道路を走る車のライトの光などをかっこよく撮りたいなら
このような撮影はマニュアルモードで撮影します。
夜景などの撮影は三脚が必須となります。
シャッタースピードを長くするので写真がぶれないように固定するためです。
シャッターが開いている時間が長くなることで光を多く取り込むのでよくあるザラザラな写真になりません。
星空撮影も同じです。ISO感度をなるべく下げ、絞りも高めの数字設定し全体にしっかりピントを合わせて撮ります。
まとめ
今回のカメラモードをしっかり覚えて練習するだけで、今までわからなかったカメラの仕組みが理解できると同時に状況に合わせて綺麗な写真を一眼レフカメラで撮影できるようになると思います。
是非、参考にしながら片手にカメラを持って実践してみてください。
そして、カメラモードを覚えたらAF(オートフォーカス)設定を↓の記事でマスターしましょう。
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