一眼レフカメラの他、何から買えばいいか悩む・・・
カメラのスキルをアップしようと考えている人は上記のような悩みに必ずと言っていいほどぶつかります。
大丈夫です!今カメラマンとして仕事をしている自分も最初は何が必要かなんてわかりませんでした。
今回はそんな方の為にカメラマンとして未経験からスタートし、5年以上経験してわかった経験をもとにカメラマンを目指すうえで最低限必要な物を紹介します。
この記事を最後まで読むことで、今まで知らなかったアイテムを知ることができますので、是非参考に読んでみてください。
カメラマンになりたい時、揃えたほうが良い物とは?
カメラマンになる場合、大前提として必要なものから見ていきましょう。
・一眼レフカメラ
・レンズ数種類
・予備バッテリー、クリップオンストロボ
この3種類が最低限必要になります。
カメラについて
まずカメラですがCANONかNIKONのフルサイズの一眼レフの機種をお勧めします。
よく委託カメラマン募集など求人でも見かけるのですが、応募する際に使用しているカメラや性能の条件が設けられていることがほとんどです。
フルサイズの一眼レフをオススメする理由は、この最低限条件をクリアできる機種であることを念頭にしています。現在ミラーレスも徐々に入ってきてますがクライアントによってはNGの場合もある為、注意が必要です。
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レンズについて
続いてレンズです。何を撮るかで変わってきますが、人物撮影の場合であれば24-70mmF2.8~F4くらいの標準と言われるズームレンズが必須です。
もし、発表会やLIVEなど遠くのものを撮影するのであれば、70-200mmくらいの望遠レンズ。アクセサリーや料理などの商品撮影をするのであれば、マクロレンズなどが必要になってきます。
バッテリーその他について
またカメラの予備バッテリーも3つほど用意しておいた方がいいです。電池がなくなってしまえば撮影できません。
さらに充電忘れをしたり壊れた際の予備で3つとしています。
それとクリップオンストロボも最低で1つは用意しましょう。
室内の暗い場所などで撮影する際、ストロボがないとISO感度に頼ることになるのでこれを避ける為です。
カメラ周りで必要なものは?
パソコン
せっかく良いカメラで写真を撮ってもパソコンがないと現像や細かなチェックができません。
セレクトしてクライアントにデータを渡すことも多くあるのでパソコンは必須です。パソコンについてはなるべく、撮ったままの色をありのまま再現できるMacのパソコンがおすすめです。
WindowsのTOSHIBAやFUJITSUのパソコンだと青みがかったり、赤みがかった色になるので「現像してスマートフォンで見たら全然色が違った。」なんてこともあります。
最低限必要なスペックはメモリ16GB以上
推奨スペックは32GB
現像・修正ソフト
パソコンに取り込んだ後、修正や現像作業で色やサイズを調整してから納品することもよくあります。
もし、ご自身で撮影した写真にサインを記入したり、アーティスティックに加工する場合にも現像ソフトや修正ソフトは必須です。
なるべく安く抑えようとフリーソフトの利用を考える方もいますが、できる限りメジャーなAdobe社のソフトがおすすめです。
ちなみに私が使っているソフトは下記になります。
現像ソフト→ Adobe Lightroom
上記であればYOUTUBEなどで検索すれば、ほとんどの操作方法を知ることができます。
また、困った時に検索すればネット上で沢山情報が出ていますので、わざわざ本を買って勉強しなくてもいいといったメリットがあります。
ちなみにこの2つのソフトは単体で契約すると月々2,926円かかりますが、セットで使えるフォトプランを契約すれば月々1,078円で利用する事が可能です。
フォトプランの詳細はこちら→https://www.adobe.com/jp/creativecloud/plans.html
もし加工とか現像の必要性が分からない方は「一眼レフで撮った写真は加工なしだと勿体ない!現役カメラマンが編集理由を紹介!」にどれだけ大切なのかを紹介していますので参考に読んでみてください。
SDカード・CFカード
写真を保存する為にSDカードやCFカードは最低でもバックアップ用含め2枚づつは用意しましょう。できたら容量は32GB以上がおすすめです。
各カード1枚づつで回すことも可能ですが仕事をしていると必ず1度はSDカードの破損によるデータトラブルに見舞われます。起きた時にはもう真っ青になります。そうなった為にもバックアップ用に保険のメモリーカードは必需品です。
またSDカードの価格は「安い物でもいいの?」と質問されますが、基本安いものは書き込み速度が遅いのでおすすめしません。
一番注目するべき箇所は書き込み速度です。
毎秒書き込みの速度が違いがあるのですが、最低で10MB/s以上となっていて、おすすめは30MB/s以上の書き込み速度があるSDカードがおすすめです。
各カードを購入する際は書き込み速度に注目
おすすめは30MB/s以上の書き込み速度あるカードを選ぼう
カメラバック
カメラを首や肩からぶら下げて、家から持ち運ぶのはおすすめしません。
衝撃でレンズが割れてしまう事もありますし、水で濡れて使えなくなってしまう事もあります。
これから仕事道具となるカメラを衝撃や雨などから守ってくれるものなのでカメラバッグはあるに越したことはありません。
バッグ選びは、レンズが予備で1本しか持っていない方でも、なるべくレンズが2本くらい入る物を選んでおきましょう。
レンズ以外にクリップオンを収納できるといったメリットもありますし、いずれ撮影の仕事が増えていくとレンズが増えていくのでその際にもうワンサイズ大きいバッグを買っておけばよかったとなる時が必ず来ます。
状況により必要なもの
小物撮影など質感やこだわった写真を撮りたい場合に必要。
・フルサイズカメラ(サブ)
ブライダルなどレンズの交換をしている時間のないとき仕事では2台求められます。
・三脚
料理撮影などで背景は買わず被写体だけが変わるときや店舗撮影などでバルブ撮影をする際の必須アイテムです。
まとめ
今回は私が失敗した経験をふまえて、カメラマンを目指す際に最低限買うべき機材を紹介しました。
ご覧いただいたように買うものは何を撮っていくかで変わります。
周りに聞ける人がいないけど、カメラマンを目指して写真を練習してそろそろ仕事としてやっていこうという方は参考にしてみください。
もし、カメラマンのスキルをどのように身につければいいかわからない方は下記の記事を見ていただければ、きっかけが見つかると思います。
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