一眼レフで背景をぼかす方法簡単解説!【カメラ初心者向け】~カメラマン講座~

ミラーレスや一眼カメラを買った友達からこのような質問があります。
上の写真みたいな感じのぼかした感じはどうやったら出せるの?

答え
F値(絞り)を限りなく小さい数字にすればボケます!

これにつきます。

ただし注意点があります。
カメラの設定がすべてオートのまま撮影しようとすると
同じボケ感を再現するのは正直難しいです。
(もしF値を下げてもぼけない場合は撮る環境に問題あり!)
なので簡単な設定とカメラのF値について解説します。
(お使いのレンズによって数値は異なりますので5.0より下がらない場合は思ったほどボケ感が出ない場合があります。プロ仕様のレンズは1.8~2.8くらいまで小さい数値にできます。)

カメラのF値(絞り)とは?

簡単に説明すると
F値(絞り)は人間のマブタの開き具合と思ってください。

まぶしいと目を細めますよね?それがF値が大きい状態。通称:絞る
逆に暗いと目を開けますよね?それがF値が小さい状態。通称:開放する


◆F値が大きい
ボケが少なくなる・写真が暗くなる (光を取り込まなくなる)
◆F値が小さい
ボケが大きくなる・写真が明るくなる(光を取り込むようになる)
続いてはF値を自動から手動に変える方法です。

ぼかしを出す細かい設定方法

カメラのジョグでAvと書かれたところに合わせてください。
(【マニュアルのM】でもできますが初心者用なのでここではAvで説明します。)

その後、F7.0とかFと数字が隣り合わせにあっているところがあるのでF値(絞り)の値をできる限り小さい数字にします

このF値の数値の変え方はご自身のカメラの説明書をご覧なって確認ください。

これでピントを合わせるたびにF値が変わらず固定のままになり、同じぼかしが出せるはずです!
逆にF値を大きくするとボケがなくなります。(ぼかしたくない場合はこれを使う)
例えば家族写真を撮りたいとか複数ピントを合わせないといけない場合は大きくします。

その他にもあるぼかし方の紹介

簡単な方法は
撮るものと背景の距離が遠ければ遠いほどぼけていきます。
逆に撮るものと背景が近ければ近いほどぼけません。

よく花の写真や草木の自然をバックにモデルを撮っている写真を見ると思いますが
野外で撮影すると被写体と背景が遠くすることができるので初心者の方でもボケが出しやすいわけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
自分も最初は絞りって何?どうやってそのボケ感だすのか意味わからんとなっていたのでそんな同じような方に少しでもわかってもらえるように解説してみました。
初心者用のカメラ記事はもう少し書いていこうと思ってます。
もし参考になったなと思った方はブックマークしまた見に来てください。

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