フォーカスってどうしてるの?とかピントがオートで思うように合わなくて時間がかかる・・・など地味にわからないことがあると思います。
自分の思うように素早くピントを合わせて思い通りの写真を撮る方法が知りたい。
そんな疑問にお答えします。
AF(オートフォーカス)の種類を覚えよう
基本的にはシャッターボタン半押しでピントを合わせる動作は変わりません。
ただAFは2種類あります。 半押ししたのピントの動きに違いがあります。
・AF-S【シングルオートフォーカス】
指定された1か所でのみピントを合わせるモードです。
撮影動作としては
①シャッターボタンを半押ししピントを合わせます。
半押し中はピントを固定したままの状態になります。
②半押しのまま、構図を合わせシャッターボタンを完全に押して撮影します。
主な使用用途:ポートレート・景色
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・AF-C【コンティニュアンスオートフォーカス】
シャッターボタンを半押ししている時、被写体が動いてもピントが追って合わせてくれます。
主な使用用途:キッズフォト・動物・乗り物やスポーツ撮影
・AF-A【オートフォーカス自動切り替え】
シャッターボタンを半押しした後の被写体の動きを自動で判断し、上の2種類を自動で切り替えてくれるモードです。
MF【マニュアルフォーカス】
レンズのフォーカスリングを回して合わせるモードです。
半押ししてもピントは合いません。
主な使用用途:料理や花の接写などの動かないものでシビアにピントを合わせたい時に使います
AFのエリアを設定について
カメラメーカーによって5~7種類ほどあります。今回は主にメーカー共通しているAFエリアのみ紹介します。
このエリアの使い方は非常に大事ですので必ず設定しましょう。
オートエリアAF
家庭用のデジカメなどでは基本自動で画面内のピントを探してくれるオートエリアAFになっていると思います。
使用用途:初心者用なので特に使用用途はなしです。笑
一点AF/シングルポイントAF
名前の通り、一点のポイントを選択してピントを合わせます。
例えば人の目にピントを合わせる際など、ピントの場所が決まっている場合に使います。
主な使用用途:ポートレート・背景がごちゃごちゃしている風景撮影
グループエリアAF・領域拡大AF
一点狙った場所の周囲の4~5点を使いピントを合わせます。
一点では難しい少し動きのある被写体を撮る際に使います。
主な使用用途:飛行機や空に浮かぶ気球の撮影・背景が均等で被写体のみが動く撮影
シーン別オススメ設定
カメラのAF設定項目の中にレリーズ優先またはフォーカス優先などの項目があると思います。
こちらも補足で紹介!!
【レリーズ優先】
ピントが合わなくてもシャッターを押せるようにする
【フォーカス優先】
ピントが合うまでシャッターを押せないようにする
これを踏まえた上でシーンに合わせたオススメの設定をご紹介します。
ポートレートや街並み・風景の撮影
AF-S・シングルポイントAF(一点AF)・フォーカス優先
ピントを瞳や風景の狙った場所に任意で合わせてしっかりピントがあった状態で撮影できます。
動く子供や動物・乗り物の撮影
AF-C・グループエリアAF(領域拡大AF、nikonはダイナミックAF)・レリーズ優先
動く被写体にはカメラの自動追従で大き目にピントを捉えるのでシャッターチャンスを逃しません。
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